お笑い評論って何だろう

突如、こんな発言していいのかわからないけど
特にトラックバックもせずに発言することにします。


で、私のようなレベルが低い者が考えてもよくわかんないというのが結論かもしれません。
いや、それじゃ結論にはならないですね・・・。


私はこれまでに何度かオンエアバトル審査員を経験したことがあります。
審査員には、出演者10組*1に対して
ネタに関するコメントを書く「ジャッジペーパー」というものがあります。
番組の構成作家の井上氏は「若手芸人がネタに対して感想やダメだしをもらえる場」というようなことを言っていました。

ジャッジペーパーの内容って、つまりは「素人批評」ですよね。

面白いとか、つまらないとかそれだけではなく、わりと具体的なアドバイスまで書く人もいる
中には偉そうなことを書いたりしている人もいる。
でも、その番組の中で「面白か、そうでないか」を審査しているのは
その素人衆であり、その人たちから評価を得られなかったら番組には出られない。
だから、その意見を参考にするのは当然のこと。


オンバトのジャッジペーパーだけではなく、普通にお笑いライブなどでもアンケートってよくありますし
芝居など、特にアマチュア演劇などでもアンケートはよく配布されます。
中には、良いことしか書かない人もいるでしょう。
あえて悪いことは書かない場合もあります。
アンケートを書かない=書くことがない。つまらないからかかない。何もいうこともない。言っても無駄。
みたいな意見もあるんじゃないかとも思います。


そんな中で、お笑いに関して、これだけ色々な人が評論っぽいことを書いている現実。
ドラマや映画・音楽の感想を書くのと同じように
テレビ番組の一部の中の「お笑い」について書く人がいるのは自然な流れ。

芸人たちはどこかでお笑いブームが終焉することを恐れているのかもしれない。
批判されて、「つまらない」と言われることで自信喪失にもつながり
モチベーションダウンする「繊細な神経」の持ち主な人の発言だったんでしょうね。
今回「品川・土田・太田」の3人が検索ちゃんの中で発言した内容は
ネットお笑い批評をしている人に対するある種の「挑戦状」だったのかもしれません。

表現の自由」という意味で言えば、批判を含めた評論というのは自由。
評論家だけが、評論をするというのは、私も違うと思います。


政治評論家だけが政治を語る世の中では、意味がない。
お笑い芸人やその苦労を知っている人だけが批評をするのはどうなんだろう。

私たちが見ているテレビ番組は確かにその芸人たちの「一部分」でしかない。
その一部分だけを見て、すべてをわかったように批評されたくない、という気持ちもわかるような気がします。




番組を見て、聞いて、そして感想を述べる。
その感想が「よかった」だったり、「よくなかった」だったり
「こうあった方がよいな」だったり「こうあるべきだ」だったりするだけのこと。

学生時代の「読書感想文」に「批判禁止」というルールはなかった。
読書感想文を書かれた作者が、その感想文を目にすることもほとんどなかった。

それが、時代のスピードで「すぐに感想」が本人に伝わる状況になったというだけのこと。



ということで、結
お笑いに関する評論をしている人たちはこのまま、堂々と批評を続けていって欲しいと思います。



あー、なんともまとまりのない文章。
あまりよくわかってないな。自分。
明日になったら、又寝返っていたりして。
今、自分の意見に自信が持てない状況です・・・。(言い訳)

*1:細かく言えば前説やアナウンサーへのコメントも書けますが