M−1グランプリ 2004閉幕

楽しみにしていた2004も終わってしまった。

関東では事前番組が3番組あったのだけれど、一応すべてチェックしました。
といっても、同じ内容を何度も繰り返し放送していたので、トータルテンボスが泣いて抱き合うシーンや、笑い飯西田と一緒にネゴシックスが喜ぶ場面は何度も目にした。
スピードワゴンの小沢が電話で「何度も出たかった。面白い漫才がしたかったよ〜」と夜の新宿(?)で叫ぶシーンも印象的だった。
私が気になったのは小沢さんが誰と電話をしていたのか・・・である。
話の様子からすれば相方ではない、他の誰かといった印象。
そしてタメ口をきいていた雰囲気から同年代か後輩か、それとも友人なのかの感じ。
うーん、誰なんだろう。

どこかで真相が語られていたら教えて欲しいですね。
(このお答えをGrumbleさんより教えてもらいましたのでトラックバックさせてもらいます。
http://d.hatena.ne.jp/Grumble/20041210)





事前番組で最初に見た番組は決勝進出者8組の紹介の様子で、記者会見の当日か翌日ぐらいに収録されたもののようだった。(11月30日ごろ?)
トータルテンボスは決勝進出が決まったその日にコンパに行っていたと暴露されていた。


さて本戦。
予想のメールゴングで投票を受付ていたのだけれど、圧倒的に笑い飯の得票が多く、次にアンタッチャブルという結果が出ていた。
その次がタカアンドトシ、敗者復活・・・と続くのだが、それ以外はあまり差がなかったように思う。
敗者復活枠については、当日の夜7時ごろまで発表がされていないにもかかわらず比較的多くの得票を得ていた。
それだけ視聴者も期待していたということだ。
何を隠そう、この私も敗者復活枠に投票していたんだけどね。
番組が始まる直前に一瞬迷って、タカアンドトシに入れたけど、敗者復活枠が麒麟に決まって、また投票しなおしたのである。
個人的には、やっぱりアンタッチャブル笑い飯なのかな・・・とも思ったのだけれども、それに投票したのじゃ当たる可能性も低いと思ったから。


本戦の出場順は2001年の第一回目は入場時にそれぞれの芸人が順番の書かれたボールをとって舞台に並ぶという演出だったのだけれども、それ以降は時間の関係で事前にくじ引きがされていた。
しかも、2001年の時は入場時に皆タキシードを着ていたりして、緊張感がすごかった。
私はその時は会場(TMC)で観覧していたんだけれども、その緊張感は観客にも伝わるほどでものすごかった。
審査員の呼込みで最後に「松本人志さん」という呼込みの際のどよめきと歓声(おぉ〜!)がものすごかったことを思い出す。(ちなみに前説はアップダウンだったよ)
今年の観客はそれが見れなかったのだよね。残念。
2002年も生で観覧したんだけど、やはり2001年の歓声ほどじゃなかった。
やっぱり、初年は松本がピンで漫才の審査員を行うことに対して新鮮さがあったからだろうね。


ちなみに2002年、2003年は2時間番組だったのだけど、2001は2時間半だった。だから、くじ引きしたりとか余裕があったんだと思う。
そして、今年2004は2時間半に復活の拡大。
ということで、本番中にくじ引きがあったのだけれど、くじ引キストにアテネ五輪の金メダリストの吉田さんが出てきたりして、なんか微妙な演出だった。
出場の順番は去年と同様で千鳥がトップバッター。
そして初登場の面々が続き、ラスト二組に笑い飯アンタッチャブルが残っているという状況。
なんか、うまく盛り上げるように作られたエントリー順になったのは、M−1の神様がいたずらを仕掛けているかのように思えた。


そしてもうひとつ気になっていた審査員。
大会委員長の紳助不在で、松本は裏番組の関係で辞退という二大巨頭(?)が不在。
ふたをあけてみれば過去の審査員からピックアップしたという感じで、今年初めての審査員はいなかった。
西川きよしも一回目の時は審査員をしていたのだけれども、キングコングに高得点(95点)つけてた。
何かしらブーイングを受けたのだろうか、翌年からは司会者となっていた。

事前番組でラサール石井が「おかしな点数をつけるとネットで叩かれる」という発言をしていたように、おかしな点数をつける人は審査員からも外されてしまうのかもしれない。
2002年スピードワゴンに50点という過去最低点をつけた談志はその年限りの審査員だったしね。
それにしても、今年はほとんどが80〜90点という高得点続きだった。
アンチャッチャブルの点数は満場一致で高得点だったのはわかる気もするけど、最低点の千鳥でも582点。
つまり、最低の平均点が83点だ。
やっぱり、松本がいないという影響は大きい。
松本の点数のつけ方は5点刻みで60から85の間だった。
よっぽど面白くて85点で、そこそこ面白いが70〜80ぐらい。
それ以下はイマイチ、って感じでしょうか。
なにげに点差がはっきりしていてわかりやすかった。


今年の西川きよしは南原のカンニングしてたという噂もあるみたいで、信憑性というか、ちゃんとした判断がされているのか信頼度が低い。
カウスは芸人の受賞歴とか個人的なことを言及することが多かったし。
小朝はかなり下勉強をしていたらしいですね。2001の時にバッシングされたかな。
審査員のコメントでやっぱり大竹まことのコメントが一番的確な感じでよかった。
ラサールの発言では事前番組の去年の最終決戦についてのコメントがきけたことがよかった。